ALDNOAH ZERO とコードギアスは似ている
夏アニメはALDNOAH ZEROが面白い。今は、八話である。
画像引用元：ALDNOAH.ZERO
何故おもしろ言うのかと考えたら、先ず結構ヴァース側の戦力が地球側の数倍くらいある（トリルラン卿との戦闘を見てると地球のアレイオンやスレイプニールが束になっても勝てそうにない）のに、伊奈帆の智略でガツガツ敵を倒していくのが痛快。また、伊奈帆は明らかに軍師っぽいのに、機体のオペレーション能力が高い。それで、これはなにかに似ているなと思ってよく考えてみると、2000年代のアニメの中でも有数の面白さを誇ると僕の中で話題のコードギアスに似ているからではないかと思った。どこが似ているかと言うと二点ある。
- 圧倒的な戦力差を智略によって埋めて敵を倒していく
- 主人公（ルルーシュ・伊奈帆）が似ている
一つは、圧倒的に戦力差があるのに、智略を尽くして敵を倒していくところが痛快である。
コードギアスも初めはルルーシュ一人で闘いながら様々な戦略を尽くして戦力増強、最後にはブリタニアに近づくわけである。ALDNOAH ZEROも同じで、普通の機体しかない地球軍が作戦を練って少ない戦力を活かして敵を倒していくというヒロイックストーリーが痛快。このようなストーリー展開が似ているのではないかと思った。
もう一つは、伊奈帆のキャラが少しルルーシュに似ているのである。
ルルーシュの特徴と言えば「世界を変えようとする野望」「不可能を可能にする戦略」「圧倒的なカリスマ性」である。これが全て伊奈帆に当てはまるかと言うと、一見「不可能を可能にする戦略」だけが当てはまるように見える。しかし、伊奈帆の行動を見ていると、恐らく自分たち地球側の人間を守るという強い使命感に駆られているように見えるし（ヴァース軍が出てくると積極的に自ら機体に乗って戦闘する）、マグバレッジ艦隊に合流後には、誰しもが伊奈帆を頼って、彼なら何とかしてくれる、というように認識しているように見える。現に、マグバレッジ艦長や韻子は、伊奈帆の立てた作戦に従って戦闘を行っている。なので、ブリタニアの血を引いており、かつギアスを持っているという、圧倒的なアドバンテージがあるルルーシュと比べると「野望」や「カリスマ性」の点においては劣っているかもしれないが、極普通の高校生としての伊奈帆の能力は、ルルーシュと肩を並べるべくに十分に優秀な指揮官の能力を備えていると言える。
であるからして、上述の二点においてコードギアスとALDNOAH ZEROは類似性を有しており、個人的にコードギアスは僕の中での優秀作品なので、これも面白いと思ったのである。
マグバレッジ艦長と不見咲中佐の年齢
ところで、マグバレッジ艦長と不見咲中佐はいくつなんだろうか。現在の鞠戸が大尉であり、15年前に鞠戸とジョン・ヒュームレイが前線で戦闘していたことを考えると、鞠戸は当時一兵卒か少尉であり20才〜30歳位だったと推測出来るので、現在は35〜45歳くらいとすると、その世代の妹であるマグバレッジは40歳位、不見咲中佐はその下の世代とすると、35才くらいかも。
